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新日本プロレス エディオンアリーナ大阪大会の感想

何と言っても今大会は大阪ラストのオカダ・カズチカとウィル・オスプレイの新日ラストマッチに尽きるだろう。
オカダは2012年のレインメーカーショック以降しのぎを削ってきた棚橋弘至との対戦。
当時のリバイバルとも言える試合内容、ファンもしばしお別れとなるオカダの勇姿を目に焼き付けるかのように熱い声援を送った。
安定を捨て海を渡るという決断を下したオカダに幸あれ。

メインはUNITED EMPIRE対BC WAR DOGSのドッグパウンドケージマッチ。
名称を聞いてもどんなルールなのかよく分からないが、平たく言えばノーDQの金網戦。
高さもない中途半端な金網が設置され多少不安が過るも、試合は1時間を超える激しい長期戦に。
出場選手全員に見せ場があり、最後はリングマットも剥がされ解説のデスペが「宇宙大戦争的な…」等とプヲタ歓喜のワードを吐くなど破天荒な展開。
結果、ボロボロになったオスプレイがフィンレーにピンフォールを取られるというバッドエンドに終わった。
負けはしたが、仲間と共にファンに別れを告げたオスプレイ。
AEWでも活躍が期待される。そして謎の三沢コスの意味や如何に(多分、ハヤブサコスの時と一緒で単にファンなだけやろな)

と、ここまで書いたが今大会のベストバウトはザック・セイバーJr.対ブライアン・ダニエルソンの一戦だった。
アスリートプロレスを見慣れてしまった観客さえも、そのテクニックで魅了する両者には感服するしかない。
何度でも見たい対戦だ。

あと最後に一言。
試合中、やたらと空気を読まないチャント(コール)を送っていた輩がいたが、あのバカの喉が焼き切れて二度とプロレス会場でセンスのない声援を送れないよう誰か呪いをかけてくれ。頼んます。