世界に吐き出す電磁波インフォメーション

Netflixで話題の極悪女王を視聴したので感想を述べます

さすがネトフリと言うべきか。あの時代の空気感を見事に再現しており、そこは高評価。
しかし、2話までは良い流れだったが3話になってから「ブック」という実際には業界内で使われていないとされる用語が出てきてしまいゲンナリ。
意味合い的には存在するものだろうけれど、その単語は違うんだよなあ。2ちゃんで生まれた(多分)ネットスラングやろって。
鈴木おさむ氏には隠語関係をちゃんと調べてから脚本を書いて欲しかった。全女特有の言い回し「ピストル」はどうしたの。
恐らくプヲタが「極悪女王」に期待しつつも不安を覚えていたのはプロレスのデリケートな部分がどう表現されるのか、って事だったと思うのですよ。
途中までは許容範囲な感じだったのに、急に下品な晒し方になったというか。
ただ、作品自体は非常に出来が良く満足しました。スタッフ、役者共に全力で作り上げたものだと感じ取られたので。
最後に個人的な注目ポイントを。
まず、ゆりやんレトリィバァの演技力。本職の俳優陣を食ってるレベル。
それと訛ってる千種が可愛いってのとライオネス飛鳥(とんねるずの貴さん言う所のライオネル)の見た目が良過ぎな部分( ・∀・)
プロレスの動きはしょっぱい場面が散見されるものの、そこまで酷くはないかな。演者さん達、頑張ってますね。
まあ、苦言は呈しましたが見る価値はありますよコレは。髪切りマッチのところなんて泣けてきたもんよ。

ちなみに現実の全日本女子プロレスはもっとめちゃくちゃでハチャメチャな団体です。松永兄弟がマジでイカれてるから。
その辺は「吉田豪の”最狂”全女伝説」等を読んだりするといいかも。