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桃神祭2016-鬼ヶ島-感想の巻

熱い二日間の祭りから早一週間。遅ればせながら感想をば。

-DAY1-

ついにやってきた桃神祭。
一日目はぼっち参戦の為、時間に余裕を持って日産スタジアムへ向かう。
飲み干したペットボトルや紙コップを足元に放置して下車するという横浜線内での民度の低さを目の当たりにしながらスマホで黒木渚を聴きつつ高ぶる気持ちを抑える。何故、ももクロを聞かないのか?と己に軽度なツッコミを入れながら新横浜駅着。
ホームに降りると、すでに大混雑。駅員の話だとHeySayJUMPのLIVEが横浜アリーナにて開催されているそうだ。モノノフとジャニヲタの邂逅も、交わることなくお互いを冷ややかな視線で見つめるのみなり。
駅構内からしてカラフルな集団が目立つ。自宅周辺だと黄色で身を固めたオッサンは肩身の狭い思いをしてしまうが、ここでは同志に囲まれて何やら安心感に包まれる。
15分程歩き、横浜国際総合競技場着。これまでの夏LIVEの中では気温も高くなく日差しもキツくはない。暑がりな自分には大変有り難い天候となった。しかしながらテシマジマランドへの道のりが思いの外遠く、結局は汗だくになり苛々が募る。様々なグッズや露店が並んでいる中「推されてま水」1本のみ購入してサッサと西ゲートへUターン。
チケ発券。予想通り安定で定期なスタンド席が手元にきた。しかも2階席…(´・ω・`)「いや、2階席は屋根があるし、会場全体を俯瞰で見られるから…」等と心の中で震え声。更に左隣のモノノフがレスラー並の身体のデカさで圧が凄くてゲンナリ。インディー団体なら重宝されそうな体格故、こちらの領域にはみ出してくるのには参った。
この様な惨状で果たしてLIVEを楽しめるのか些か不安ではあったけれど、始まってしまえば、そんなものは吹っ飛んだ。やはり現場は良い。
鬼ヶ島というコンセプトは面白いなと事前に感じていたが、これまでの桃神祭に比べると演出は弱め。だが、各地の祭りとの融合は毎度の如く素晴らしく、遠方から見つめていても楽しめた。セトリはAMARANTHUS&白金の夜明けからの選出が多く定番曲がなかったりもしたが、持ち歌が増えた現状そうなるのは致し方あるまい。
しかし、後日に知ったのだが、音響面は一部の席でかなり厳しいものがあったようで不満の声も多かったとか。スタジアムLIVEには付き物の問題とは言え、そこら辺はもっとシッカリとしてほしかった。
エンドロールが終わった瞬間に外へ飛び出し、颯爽と駅へと駆け込み想定よりも早目に帰宅。G1クライマックスの公式戦をチェックして就寝。明日に備えた。

-DAY2-

13時に新横浜駅着。紫推しの友人と合流。
レストラン街の「博多もつ鍋 やまや」でランチの豚しょうが焼き定食を頂く。店員が皆元気、明太子うまい。腹ごしらえも完了し、いざ日産スタジアムへ。
道すがら、ももクロのCDやDVDをかけながらの飲食店等の呼び込みがウザかったが軽やかにガン無視して歩き続けた。
テシマジマランドにて小島和宏著「ももクロ吟遊録」と連日の「推されてま水」を購入。キヨノショップで販売していた「バンバン・ビガロTシャツ」には惹かれたが、前日にLサイズは完売した模様。しかし、アレはちゃんと許可取ったやつなのかね。
14時半過ぎにTwitterで募集したチケの譲り手の方と無事に会う事が出来た。で、発券。
本日もまったく期待していなかったが、まさかのアリーナ席に慄く。でも「アリーナM」って後ろの方でしょ?なんて思って中に入り確認すると席の振り分けがMCZ。これまた、まさかまさかの前方のブロック。さらに前から13列目ながらステージ通路の真横。もうコレやばい位置じゃん!と友人と大興奮。久方振りの神席に見まわれ我を忘れそうになる。
開始前には、れにちゃんと杏果のソロコン映像を堪能。そしてついにLIVEが始まった。
全体的な演出は前日と同じではあるのだが、アリーナだとこうも高まりが違うのか。なにしろ大型ビジョンに頼ることなく、肉眼で5人が見えるわけで。しかもだ、手前のサブステに移動する際には目の前を本人達が通るわけだコレが!そらもう、玉井さんの可愛さったらなかった。いつもは何となく貰えた気がしたように思い込むレスも紛れも無く頂戴して大満足。あー、この余韻にいつまでも浸っていたい( ´Д`)=3そう思わせる至福な時間であった。
彼女達のパフォーマンスに関して言えば、DOME TREKを経て更に磨きがかかったのだなあと。ただ、武部さんも仰っていたが、まだまだ上を目指せるはずなので今後も成長を見守りつつ楽しませてもらいたい。
そして今年の”ももクリ”は幕張メッセで開催されると南国ピーナッツこと松崎しげる氏が発表。2日間やるとはいえキャパ小さくないか…と早くも不安にかられるが、両日参戦が叶うよう日頃の行いを良くして果報を寝て待とう。ちなみに、お祭り関係の女子のレベルもなかなか高かった事も書き記しておく(・∀・)
桃神祭の終了と共に夏が終わり、言い知れぬ充実感と虚脱感、二つ我にあり。
来年のバカ騒ぎにも期待だ。

-Epilogue-

行くべきか迷っていた大後夜祭も近場の映画館にて鑑賞。参戦したLIVEだけにマッタリと見るつもりではあったのだが、席がど真ん中でそうはいかず。改めてスクリーンで見ることで気付く事もあり、翌日のLVも楽しめるものだと分かった。
そして強めの演出をすると文句を言われ、抑え気味にしたらしたで演出が弱いと叩かれる佐々木敦規氏には個人的に賛辞を贈りたい。桃神祭、最高。